連動しやすいのには理由がある
夜間の日経225先物と米国先物が似た動きをするのは、偶然ではありません。第一に、世界の投資家は米国発のリスク(金融政策、景気、地政学)を各国の株式に同時に織り込むため、大きな材料が出ると日米の先物が一緒に動きます。第二に、日経225は半導体関連の値がさ株の比重が高く、米ハイテク・半導体株の動きが波及しやすい構造です。
第三に為替の経路があります。米国の金利やドルの動きはドル円を動かし、円安・円高は日本株の評価に影響します。この3つの経路が重なるため、夜間の日経225先物は「米国市場の日本語版」のような動きになりやすいのです。
連動が崩れる日は日本固有の材料を疑う
一方で、米国先物が上げているのに日経225先物が下げる(またはその逆の)日もあります。典型的なのは日本固有の材料が出ている日です。日銀の金融政策決定会合の前後、日本の大企業の決算、円の急伸などがあると、日経225先物は米国と別の道を歩きます。
つまり「連動しているか」自体が情報です。いつも通り連動していれば材料は米国側、連動が崩れていれば日本側に何かがある可能性が高い、という見方ができます。このときドル円をあわせて見ると、為替経由の影響かどうかの切り分けがしやすくなります。
夜の確認順:米国先物→ドル円→日経225先物
夜間の市況を短時間で把握したいときは、まず米国先物で「世界の地合い」を見て、次にドル円で為替の状況を確認し、最後に日経225先物を見る順番が整理しやすい流れです。この順で見ると、日経225先物の動きが世界要因なのか日本要因なのかの当たりが自然に付きます。
NikkeiRealtimeでは、この3つを同じ導線で行き来できるようにページを構成しています。表示は市況確認のための参考情報であり、将来の値動きを保証したり売買判断を促したりするものではありません。
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