グロース250は「新興企業の代表指数」
グロース250は、東証グロース市場に上場する銘柄のうち時価総額上位250銘柄で構成される指数で、2023年11月に旧・東証マザーズ指数から名称変更されました。構成銘柄は成長段階の企業が中心で、時価総額は大型株に比べてはるかに小さく、まだ利益の出ていない企業も含まれます。
日経225やTOPIXが「日本の完成された大企業」の集合だとすれば、グロース250は「これから育つ企業」の集合です。同じ日本株でも、投資している人の層も、反応する材料もかなり異なります。
大型株と逆に動きやすい理由
グロース株の株価は将来の利益成長への期待で成り立っているため、金利の変化に敏感です。金利が上がる局面では将来利益の現在価値が目減りするとされ、大型バリュー株が買われる一方でグロース250が売られる、という逆方向の動きがしばしば起こります。日経225が高値圏でもグロース250は安値圏、という時期が続くことも珍しくありません。
また、新興市場は海外投資家より個人投資家の比重が高く、大型株とは資金の流れ方が違います。この構造を知っておくと、「日経平均は上がっているのに自分の持ち株は下がる」という状況が、指数の性格の違いとして理解しやすくなります。
並べて見るときのポイント
実用的なのは、日経225・TOPIXとグロース250を並べて「資金がどちらに寄っているか」を見る使い方です。大型優位が続いているのか、新興株に資金が戻り始めているのかは、2系統の指数を並べるだけで大まかに確認できます。
なお、グロース250は現物市場の指数なので、動くのは東京市場の取引時間内だけです。夜間に日経225先物が大きく動いても、グロース250は当日終値のまま表示されます。NikkeiRealtimeの日本市場ページでは各行の更新時刻を確認できるので、止まっている値と動いている値を区別しながらご覧ください。
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