CFD参考値の正体:ほぼ24時間動く参考価格
CFD(差金決済取引)業者は、日経225先物などの価格をもとに自社の日経225関連CFDの価格を提示しています。リアルタイムページに表示される「CFD参考値」は、この価格を参考情報として掲載したものです。日経平均株価の公式値でも、大阪取引所の先物価格でもありません。
一方で、CFD参考値には他にない長所があります。取引所の先物が止まる時間帯――大取ナイト・セッション終了(朝6時)から日中立会(8時45分)までの間や、先物取引のない祝日など――にも値が提示されることが多く、「取引所が閉まっている間の日経225の温度」を映す数少ない手がかりになります。
便利な場面と、鵜呑みにできない理由
CFD参考値がよく参照されるのは、連休や週末明けです。日本市場が休んでいる間に海外で大きな動きがあったとき、CFD参考値を見れば再開後の水準がどのあたりで意識されているかの目安が得られます。早朝、大取の再開前に前夜の流れを引き継いだ水準を確認する用途でも使われます。
ただし、値そのものは業者の提示価格であり、スプレッド(売値と買値の差)、金利・配当調整、配信元の違いが反映されます。同じ時刻の大取先物やCME先物と数十円ずれることは普通にあり、業者が違えばCFD参考値どうしでもずれます。「およその水準を知る参考」として使い、正確な取引価格が必要な場面では取引所の値を確認する、という使い分けが基本です。
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