3つの指数の中身はこれだけ違う
ダウ(ダウ工業株30種平均)は、米国を代表するわずか30銘柄で構成される株価平均型の指数です。1896年から続く最も歴史のある指数で、日経225と同じく株価の高い銘柄の影響が大きくなります。ナスダック100は、ナスダック市場の非金融企業上位100社で構成され、アップルやマイクロソフト、NVIDIAなど巨大ハイテク企業の比重が非常に高い時価総額加重型の指数です。
S&P500は約500銘柄からなる時価総額加重型の指数で、米国株式市場の時価総額の約8割をカバーします。機関投資家が運用の基準(ベンチマーク)とする、事実上の「米国市場そのもの」を表す指数です。世界中のインデックスファンドがこの指数に連動しています。
3つが割れる日の読み方
3指数がそろって動く日は素直に「米国株全体」の動きです。割れる日には理由があります。ナスダック100だけが大きく下げている日は、金利上昇やハイテク企業の決算などグロース株に固有の材料が出ていることが多く、ダウが相対的に強い日は、景気敏感株やバリュー株に資金が回っている構図がよく見られます。
半導体が主役の日は、ナスダック100と同時にSOX指数(半導体株指数)を見ると、動きの純度がさらによく分かります。日本株、特に日経225は半導体関連の値がさ株を多く含むため、「ナスダックとSOXがどう動いたか」は翌日の東京市場の文脈として頻繁に参照されます。
先物ならではの注意点
リアルタイムページに表示される先物価格は、E-mini(イーミニ)と呼ばれる電子取引の主力限月であることが一般的です。先物には限月(満期)があり、四半期ごとに取引の中心が次の限月へ移るため、その前後は値の連続性に注意が必要です。
また、米国の祝日や短縮取引日には通常と更新のリズムが変わり、流動性の薄い時間帯には値が飛んで見えることもあります。3指数を並べて見るときは、各行の更新時刻がそろっているかをあわせて確認してください。表示は市況確認のための参考情報です。
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